1919年にモナコ公国で創設され、税制の優遇措置により多くの有力選手を獲得し、通算7度のリーグ優勝を達成している名門モナコ。2011年に35年ぶりとなる2部降格を喫したが、同年12月にロシア人実業家のドミトリー・リボロフレフ氏がクラブを買収、今年、1部復帰を果たすと、世界屈指のストライカーであるファルカオほか、ハメス・ロドリゲス、ジョアン・モウティーニョ、リカルド・カルヴァーリョ、トゥララン、アビダルと大型補強を敢行している。
モナコのホームモデルと言えばお馴染み、国旗カラーでもある赤と白を用いた斜めの切り替えし。新しい2013-14モデルでももちろん採用されているこのデザインは、ハリウッド女優から華麗なる転進を果たした20世紀を代表する女性の一人、故グレース・ケリー公妃によって考案されたものである。
サプライヤーは2010年から契約しているイタリアのMacron。今季のアウェイは黒で、シャツとパンツのサイド、さらにソックスに、上下を赤と白で均等に塗り分けたモナコの国旗カラーが配されている。
クラブの1部復帰とアビダルの11年ぶりの帰還、さらに彼の病気からのカムバックもかけた「#WEAREBACK」の文字が印象に残る。
チームは今季、2年目のクラウディオ・ラニエリ監督に率いられ、2勝1分の好スタートを切っている。