セリエAのミランは30日、ユヴェントスからアレッサンドロ・マトリの獲得とケヴィン・プリンス=ボアテングのシャルケ移籍を発表した。

既に正式合意したといわれきたマトリについては2017年までの4年契約で合意。年俸は260万ユーロになる見込み。ミランはユヴェントスに1100万~1200万ユーロを支払うようだが、これは4年間の分割払いになると見られている。マトリは背番号9を背負うことが決まっている。

「ミランに戻ってこれて嬉しいよ」

「ミランの背番号9を背負う事?ウェアやインザーギのプレーを観た頃から夢見たシャツだよ。ユヴェントスは今もセリエAで最強のチームだけど、僕らは立ちふさがってみせるよ」

チャンピオンズリーグのプレーオフ、PSV戦で2得点を奪い本大会進出に貢献したボアテングはこの夏のマーケットで売却されると噂されてきたが、なかなか売却先が自らず残留が濃厚となっていた。今回電撃的にミランとシャルケが移籍に合意した事が発表され、本田圭佑の移籍が進むのではないかといわれている。なお、移籍金は『Sky Sports』が1000万~1100万ユーロと報じている。

背番号10のトップ下の退団で日本代表MF、本田圭佑かレアル・マドリーのMFの、カカの獲得に乗り出すと報じられているが、これまで通り本田の獲得に着手する模様。もし本田の夏の獲得に失敗した場合はカカの獲得に動くようだが、それでも本田は冬のマーケットではミランに加わるのは間違いない。ボアテングの移籍金を手にいれ、マトリの移籍金は分割で済まし、そして本田とカカに選択肢を広げた事で、CSKAモスクワとの交渉も優位に立てる事は見込まれる。ミランが遅かれ早かれ本田とカカをダブル獲得を達成する可能性が浮上したといえるだろう。

 

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