世界最高峰の育成システムを誇り、世界中に類まれなタレントを輩出し続けるバルセロナ。
カテゴリーの壁を超えてパスサッカーのDNAが受け継がれるそのクラブには、クラブとしての明確な哲学があり、シャビやイニエスタ、メッシといった選手もユースチームからトップチームデビューを果たした。今や確固たる地位を築いたバルセロナだが、このユースシステムの存在なしに彼らの栄光を語ることはできないだろう。
そんな優秀なユースシステムをもつバルセロナだが、トップチームの登録選手に占めるユース出身者の割合が年々増加傾向にあるようだとバルセロナの公式サイトが伝えている。
このグラフによると、今シーズンバルセロナのトップチームに登録された25名のうち、下部組織出身者は17名。割合にすると68%が下部組織出身ということになり、グアルディオラが監督に就任した08-09シーズン以降、着実にその割合を伸ばしているようだ。
また、現在33歳のシャビはバルセロナ在籍23シーズン目。23シーズンのうち実に15シーズンをトップチームで過ごし、これは人生のほぼ半分をバルセロナのトップチームに費やした計算になるという。
【出典】FC Barcelona - 68% of Barça 2013/14 comes from the youth system