チェルシーのストライカー、フェルナンド・トーレスはサミュエル・エトーの加入による競争を歓迎しているようだ。
夏の移籍マーケットで指揮官のジョゼ・モウリーニョはトーレスとデンバ・バに変わるFWを探していると言われてきたが、カメルーン代表FWが夏のマーケットの終盤でロシアのアンジ・マハチカラからチェルシーに加入。クラブが本気で獲得を目指したウェイン・ルーニーの加入は実現しなかったものの、エトーの加入によってクラブ内に新たな競争が生まれている。
トーレスは2011年の1月にリヴァプールから5000万ポンドの移籍金でチェルシーに加入しているが、いまだ期待されたような結果を残せずにいる。一方で今季からブルースに復帰したモウリーニョはエヴァートン戦でエトーを先発で起用。敗戦を喫したが、指揮官は32歳の経験豊富なストライカーに大きな信頼を寄せていると言われている。『London Evening Standard』によれば、トーレスはエトー加入による競争を歓迎しているようだ。
「前線は更に競争が生まれたね。だけど、デンバもサミュエルも自分も敵じゃないんだ。僕らは仲間さ。僕らはチームメイトであり、同じ目標に向かって戦っている。チームにとっては本当に良い事だと思うよ」
「エトーは自分が見てきた中で世界最高のストライカーの1人さ。スペインで何度も対戦したし、彼がレアル・マジョルカ、バルセロナ、そして同様にインテルで記録を作ってきたのを見ているだろ?」
「彼がチェルシーでのキャリアを本当に楽しむようになると確信しているよ。彼は本当に良くトレーニングしているし、僕は彼が全力を尽くす事を望んでいるし、自分にできる事なら何だって手助けするよ」