ロンドン北部で最大級のショッピングセンター「ブレント・クロス・ショッピングセンター」が最近、ちょっとだけ名前を変更したと話題になっている。
どんなふうに変わったかというと・・・。
In honour of Arsenal star Özil popping in to the centre today, we've had a bit of a re-brand... pic.twitter.com/gUpUGRJXIa
— Brent Cross (@brentcross) October 24, 2013
よく見ると「Brent Cross」の「o」の文字の上に、2つの点々が・・・?
これは、ドイツ語やスウェーデン語、トルコ語などで母音交替現象を表す「ウムラウト」という記号で、先日、このショッピングセンターでアーセナルのドイツ代表MFメスト・エジルが買い物。すると店側がそれに敬意を表し、看板をエジル(Özil)の名前に因む形に変更したのだった。
実は、エジル自身も「ウムラウト」を自らのアイデンティティとして大事にしており、パーソナルロゴのデザインにも活用。スパイクなどにもこのロゴを入れている。
このように、ロンドンでは「ö」がエジルの代名詞となりつつあるようで、トッテナムやチェルシーのファンは「o」に点々が入れられないよう注意が必要だ。