イラン代表監督を務めているカルロス・ケイロス氏は、11月15日、19日に予定されているアジアカップ予選、タイ戦とレバノン戦に臨むメンバー23名を発表した。

来年夏にはワールドカップ出場を控えているイラン。現在スペインやアメリカと親善試合を行う計画を発表しているものの、協会の資金不足もあってスムーズに進んでおらず、実戦経験がやや乏しくなっている。相手が相手とはいえ、貴重な機会にカルロス・ケイロス監督は海外組も招集。チーム力の向上に努めることになりそうだ。

やはり注目どころはケイロス監督が誘った海外生まれのタレント、ダヴァリとバイタシュールがどうチームに組み込まれるか。

ダヴァリはここまで代表では出番を得られていないものの、ブンデスリーガではここのところコンスタントに出場機会を獲得している。アハマディが大きな穴を見せていない状態であるが、試合が試合なので試されることも考えられる。

バイタシュールは前回召集された際に本人の了承が取れていないといわれていたが、その後クラブのインタビューで、ワールドカップに出られる最後のチャンスだとイラン代表入りを明言。今回はベイクザデーが呼ばれていないため、出場のチャンスもあるだろう。

GK:

ラハマン・アハマディ(セパハン)

ダニエル・ダヴァリ(アイントラハト・ブラウンシュヴァイク/GER)

ハマド・ラク(トラクトル・サジ)

DF:

サイード・ジャラル・ホセイニ(ペルセポリス)

ホセイン・マヒニ(ペルセポリス)

マフルダド・バイタシュール(サンノゼ・アースクエイクス/USA)

パジマン・モンタゼリ(エステグラル)

アミルホセイン・サディギ(エステグラル)

イフサン・ハジ・サフィ(セパハン)

MF:

ジャヴァド・ネクーナム(エステグラル)

マジャール・ザレ(マラヴァン)

レザ・ハギギ(ペルセポリス)

アンドラニク・テイムリアン(エステグラル)

ムハンマド・ヌーリ(ペルセポリス)

ムジタバ・ジャバリ(アル・アハリ/QAT)

ガサム・ハダディファル(ゾブ・アハン)

アシュカン・デジャガー(フラム/ENG)

FW:

アリレザ・ジャハンバフシュ(NEC/NED)

カリム・アンサリファルド(トラクトル・サジ)

レザ・グーシャネジャド(スタンダール・リエージュ/EL)

ムハンマド・レザ・ハラトバリ(ペルセポリス)

ヤグブ・カリミ(セパハン)

マスード・ショジャイー(ラスパルマス/ESP)

【厳選Qoly】戦術完成度はNo.1!スキッベ体制3年目、充実のサンフレッチェ広島が「相手の予測を上回る」理由。

日本人がケチャドバ!海外日本人選手の最新ゴールはこちら