現地時間4日(日本時間5日朝)にコパ・スダメリカーナ決勝ポンチプレッタ(ブラジル)対ラヌース(アルゼンチン)の1stレグが行われ、1-1で引き分けた。
コパ・スダメリカーナは下半期(7月-12月)のクラブ南米No.1を決める国際大会。1960年より行われているコパ・リベルタドーレスと比較して2002年に始まった同大会の歴史は浅いが、優勝クラブは同年のナビスコカップ王者と翌年夏に対戦する国際試合「スルガ銀行チャンピオンシップ」に招待され、2010年大会からはリベルタドーレスの出場権も与えられている。
試合はテクニックに勝るポンチプレッタと、球際の激しさと粘り強い守備に優れたラヌースというブラジル対アルゼンチンらしい展開となり、少ないチャンスのなかで互いに決定機を逃して迎えた後半、ラヌースのキャプテン、ゴルツが見事なFKを決めて先制。ホームで苦しい展開を強いられたポンチも終盤、フェリピ・バストスが負けじと見事なFKを決め同点とすると、試合はそのまま1-1の引き分けで終わった。
2ndレグは1週間後の11日にラヌースのホームで行われ、優勝したチームは来年夏に今年のナビスコカップ王者・柏レイソルと「スルガ銀行チャンピオンシップ」で対戦することとなる。