先日リヴァプールと長期の新契約を結んだウルグアイ代表FW、ルイス・スアレス。今回の契約内容には退団する際に超高額の移籍金が必要となる売却条項が存在すると『Mirror』が報じている。
26歳のスアレスはリヴァプールと年俸1000万ユーロの5年契約でサイン。2018年の6月30日までの残留が決まったことで度重なる移籍報道に終止符が打たれる形となったが、クラブはエースの流出を阻止するため保険として1億3000万ポンドの超高額移籍金を契約内容に盛り込んでいるようだ。
この情報はリヴァプールのサポーターを非常に安堵させるものではないだろうか。今年の夏の移籍マーケットではアーセナルやレアル・マドリーがスアレス獲得を目指し、スアレスがアーセナルへの移籍を志願した事で騒動になった。当時の売却条項には違約金として4000万ポンドの記載があったようだが、今回はその3倍以上だ。
1億ポンドといえば、トッテナムからレアル・マドリーへ移籍したギャレス・ベイルの移籍金であり、この額を超えるオファーを出せるクラブが現れることは想定しづらい。スアレスの今回の長期契約は選手側もクラブ側も両者納得の形と言えるのではないだろうか。