12月30日、レキップ紙は「元フランス代表FWジブリル・シセは、バスティアへの移籍に合意した」と報じた。契約期間は18ヶ月。

ネックとなっていたクバン・クラスノダールとの契約については、6ヶ月を残して解除することが可能となり、移籍金は発生しない。

ジブリル・シセは1981年生まれの32歳。2010年ワールドカップのメンバーに選ばれて以降は代表から遠ざかっており、再びのル・ブルーのユニホームを着るため、フランスへの復帰を希望していた。

夏にはモンペリエへの移籍を模索し、給与削減も申し出ていたものの、ルイ・ニコラン会長が彼の獲得に対して後ろ向きであったため、実現せず。

最終的にはロシア1部のクバン・クラスノダールと1年契約を結び、半年で15試合に出場し4ゴール。とはいえスタメンの機会はそのうち5回で、スーパーサブ兼カップ戦要員のような形になっていた。

そして先日、バスティアのジェロニミ会長がジブリル・シセとの交渉を行っていることを認めた。クバンとの契約が残っていることがネックと話していたが、それが今回解決された形となる。

【厳選Qoly】遠藤航の運命は…オランダ人監督に「プライドをズタボロ」にされ人生が変わった世界的スター5名