3月16日、ニュージーランド・ASBプレミアシップの王者を決めるグランド・ファイナル決勝戦が行われ、オークランド・シティが1-0でチーム・ウェリントンを破って5季ぶりの優勝を決めた。
クラブワールドカップへの連続出場を続けていることで知られるオークランドであるが、レギュラーシーズンを2度制しながらもグランド・ファイナルでは不運が続き、ライバルのワイタケレ・ユナイテッドに4連覇を許していた。
しかし今季は11月にチャリティーカップでワイタケレ・ユナイテッドを相手に勝利を収めて好スタートを切ると、レギュラーシーズンも2位のチーム・ウェリントンに勝ち点7差をつけて優勝した。
そしてシーズンを締めくくるグランドファイナル決勝戦でも、31分に今季リーグ得点王となったエミリアーノ・タデが先制ゴールを決め、これを守り切る形で勝利を収めることに成功した。
また、クラブワールドカップ2年連続出場を果たした唯一の日本人である岩田卓也選手もフル出場し、勝利に貢献している。
国内3冠を達成したオークランド・シティは、次は4月8日に開幕するOFCチャンピオンズリーグで、前人未踏の4連覇を賭けた戦いに望むことになる。