1日、元アメリカ代表MFのマニー・ラゴスが率いるNASL(アメリカの実質2部リーグ)のミネソタ・ユナイテッドFCが驚きの戦術を発表。
なんとGKのポジションに人を置かず、その代わりとしてアタッカーのポジションに選手を入れるというもので、フォーメーションは(0-)4-1-4-1-1!だとか。
We just got back from #MNUFC practice, where the coaching staff implemented a new formation: http://t.co/JI5pRpf6yQ pic.twitter.com/ECpe5pRpOp
— Minnesota United FC (@MNUnitedFC) 2014, 4月 1
ラゴス監督はこう話しているという。 「(会長の)ニック・ロジャーズと話して結局のところ、GKのポジションをそのままにしておく理由が全く思いつかなかったんだ。 我々の新加入選手、攻撃的MFのマニー・ラゴスを迎え入れることで、試合のポゼッションを95%は保持できるだろうから、GKを置いておくことは本当に無駄なことになる」
【この日、ラゴスは攻撃的MFとしてチームと契約・・・?】
BREAKING: We're excited to announce the signing of attacking mid Manuel "Manny" Lagos. Read: http://t.co/8M0ffcxMDv pic.twitter.com/JtRlMCmQcZ
— Minnesota United FC (@MNUnitedFC) 2014, 4月 1
ラゴス監督はこの新しいフォーメーションではマニー・ラゴス(自分のこと)を攻撃の要として起用するつもりだそうで、全てのパスはラゴスに集まることになるそうで、 「バイエルン・ミュンヘンのプレーにちょっと似たものになるかもね」とも話している。
これによってチームの構想外となったGKたちはフィールドプレイヤーとしてやっていけることを自ら示さなくてはならなくなったそう。 もしそれが証明できなければ彼らは首になるだろうとのことで、1人はウィンガーとして、もう一人のGKはストライカーとしてやっていこうとしてるとか。
クラブのオフィシャルHPでは「この驚きのムーブメントは チームにとって、リーグにとって、そしてサッカー界にとって本当に未知の領域である一方、 ミネソタ・ユナイテッドFCはこの新時代のフォーメーションがピッチ内外で勝者となることを完璧に確信している」とも伝えている。 また、チーム内でのテストはうまくいったそうで、ボールポゼッションを完璧に維持しつつ、スリリングな試合(紅白戦?)は23-18という結果で終わったそう。
さて…。
色々と突っ込みどころがあるのだが結論から言ってしまえば、これはエイプリルフールのネタということだろう。動画の冒頭でラゴスの紹介文が“ヘッドコーチ兼左ストライカー、セントラルMF、リベロ、右サイドバック”となっているところからおかしい… とはいえ、2部チームとしてはなかなか手の込んだものになっている。
【 ちなみに、ミネソタ州の州鳥である(ハシグロ)アビが描かれたクラブロゴはなかなか評価が高いそう】
Join us next Sunday for bowling and a good cause at Park Tavern! Details: http://t.co/9NxA10QedU pic.twitter.com/sunI3MpJCH
— Minnesota United FC (@MNUnitedFC) 2014, 3月 31