先日発表されたイングランド代表の新ユニフォームが、ちょっとした議論の対象になっている。

イングランド代表の新ユニホーム 

こちらは、イングランドサッカー協会(FA)が先日発表した、ブラジルW杯に向けた新しいユニフォームである。

ご覧の通りかなりシンプルなデザインとなっており、Twitterではそのデザイン性を疑う声も少なくなかったが、最大の問題はその値段にあった。

なんでも今回のキットは90ポンド(およそ1万5400円)で販売されているそうで、この価格決定について英国のディヴィッド・キャメロン首相も言及したと現地では話題になっている。

Independent

ディヴィッド・キャメロン(英国首相)

―新ユニフォームの価格について

「とても高額だね。私には8歳になる息子がいるが、彼は熱心なフットボールファンなんだ。

親御さんたちは、このユニフォームを購入するという大きなプレッシャーに晒されることになり、利用されないはずだ」

記事によると、FAは今回のユニフォーム価格の決定権を持っていないようで、NIKE製の他国のユニフォームも、同価格で発売されているという。

なお、今回NIKE製のユニフォームが高騰した背景には、一昨年12月にNIKEが傘下であったUmbroを売却し、製造過程を一新したことと関係しているという説がある。

いずれにしても、スポーツグッズの価格に一国の首相がコメントするというあたりは、さすが“フットボールの母国”といった感じだろうか。


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