EURO2012では大会の4ヶ月前にファビオ・カペッロ監督が辞任し、急遽就任したロイ・ホジソン監督がチームをなんとかベスト8へ導いたイングランド。そのままホジソン監督が続投した今予選では、EUROを共催したポーランドとウクライナ、そしてモンテネグロなどを相手に無敗の成績(6勝4分)を残し、5大会連続14回目のW杯出場を決めている。
31日、そのイングランドのブラジルW杯に向けた新ユニフォームが発表された。
イングランドのニューモデルは、1970年のメキシコW杯で使用した、全身白のユニフォームをベースにしたデザイン。
首まわりはVネックを採用。身頃にはピンストライプが施されているほか、肩に入れられたサテンのテープもなかなか良い味を出している印象だ。
内側にはイングランドの象徴である「セント・ジョージ・クロス」が銀のピンストライプで表現。
また、チームの愛称でもあるエンブレムの「スリー・ライオンズ」は前モデルよりも明るい青となり、Nikeのロゴ(スウッシュ)や背番号などにも同じカラーが使われている。
ホームはオール白のコーディネート。パンツのサイドにもサテンのテープが見える。
アウェイは1966年、地元で初の(そして現在に至るまで唯一の)W杯優勝を飾った際に着ていた伝統的な赤のシャツ。
こちらもホームと同じくピンストライプ柄を採用。また、前モデルのポロネックからクルーネックへ変更され、赤の色合いを含め1966年のユニフォームに近いデザインとなっている。
予選突破後の親善試合ではAクラスと言えるチリ、ドイツにホームで連敗し、実力的には彼らのやや下といったポジションで本大会を迎えることになりそうなイングランド。グループステージでは、イタリア、ウルグアイ、コスタリカと対戦する。