マンチェスター・ユナイテッドは退団を表明したリオ・ファーディナンドの後継者として、ボルシア・ドルトムントのドイツ代表DF、マッツ・フメルス獲得へ動くようだ。『Daily Express』が報じている。
ファーディナンドは契約が満了する今季限りでのユナイテッド退団を自らの公式サイトやSNSで表明。セルビア代表DFのネマニャ・ヴィディッチのインテル移籍も既に決定しているため、来季のユナイテッドは最低1人はセンターバックを補強する必要がある。
フメルスは昨年の夏から何度もユナイテッド移籍が報じられてきた選手の1人であり、長い間クラブのターゲットとなっていた。ユナイテッドとしては巨額の移籍金を支払っても獲得したい選手だが、来季チャンピオンズリーグに出場できないことがネックとなる可能性があるようだ。
バルセロナが獲得を目指しているダヴィド・ルイスという可能性もあるようだが、チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督がフアン・マタに引き続く形で直接のライバルに手放すとは考えづらい。なお、昨夏や1月のマーケットで話題となったベンフィカのDF、エセキエル・ガライの可能性も消えてはいないだろう。
フィル・ジョーンズ、クリス・スモーリング、そしてジョニー・エヴァンスの3名は引き続きクラブに残るが、世界的なストライカーが集うプレミアリーグを勝ち抜くには、世界的なセンターバックが必要なのは間違いなく、誰を獲得するのか非常に注目されている。