来季からのマンチェスター・ユナイテッド監督就任が報じられている、現オランダ代表の指揮官、ルイス・ファン・ハール氏。
『Sunday Mirror』によると、既にその構想を練っており、まずはセンターバックの補強が最優先だと考えているようだ。その中でもファン・ハール監督は、ドルトムントのDF、マッツ・フメルスが新生ユナイテッドのディフェンスリーダーになり得ると捉えているという。
ドルトムントとドイツ代表の両チームにおいて守備の要となっている25歳のセンターバックは、3000万ポンド(およそ51億円)の市場価値がつけられており、オランダ流のビルドアップを構築する上でも彼を獲得することがファン・ハール監督の最優先事項となるようだ。
2009年から2011年にかけてバイエルンを率いていたファン・ハール監督であるが、その任期中にフメルスをドルトムントに放出したことをいつも後悔しているという。
また、『Mail on Sunday』では、オランダ代表のロン・フラールの名前も挙がっている。こちらはアストン・ヴィラに所属する29歳のセンターバックで、ファン・ハール監督にとっては子飼いの選手と言える存在。現在はプレミアでの2シーズン目を過ごしており、ここまでリーグ戦29試合に出場している。