5月12日、元イングランド代表DFリオ・ファーディナンドは、自らの公式サイトに声明を掲載。今シーズン限りで所属しているマンチェスター・ユナイテッドを退団することを明らかにした。
I've come to a decision regarding my #mufc future... http://t.co/URTIqSH3Ik
— Rio Ferdinand (@rioferdy5) 2014, 5月 12
2002年にリーズ・ユナイテッドからマンチェスター・ユナイテッドに加入したリオ・ファーディナンド。長く最終ラインの要として活躍し、世界最高クラスのディフェンダーとして名を馳せたものの、近年は出番が減少。今季はわずか14試合の出場に留まった。
契約も2014年6月30日で切れる状況となっており、延長も行われず。ファーディナンド自身は「来季の監督が決まったら・・・」と以前話していたが、それを待たずクラブを離れることを決断した。
公式
リオ・ファーディナンド
「過去12ヶ月という長い間、私は自分の将来について懸命に考えてきた。12年という素晴らしい時間を過ごしたクラブは、世界で最高の場所だと考えている。そして、私はここを離れることが正しいと決断した。
私はタイトルを取りたくてマンチェスター・ユナイテッドに入団した。そして、これほどまでの成功を収めることが出来るなんて、夢にも思っていなかった。
いろいろな思い出がある。
偉大な選手たちとともにプレーし、良い友人となった。初めてプレミアリーグのタイトルを手にした。そしてモスクワで幻想的な夜を過ごした。永遠の宝物だ。
自分にとっての状況は、皆に別れを伝えることを可能にしなかった。しかし、私はこの機会にチームメイト、スタッフ、クラブ、そしてファンに感謝したい。信じられないような12年だった。永久に忘れないよ。
トロフィーを掲げるという子供のころからの夢は、この偉大なクラブで叶ったんだ。
私は健康だし、調子は良い。新しい挑戦への準備が出来ているし、自分の将来に何が待っているか楽しみにしているよ」