『IBTimes』は「イタリアのジャーナリストで政治家も務めているアレッサンドロ・チェッキ・パオーネ氏は、代表チームに数人のゲイの選手が存在することを明らかにした」と報じた。
現在5月25日に投票される選挙に立候補しているアレッサンドロ・チェッキ・パオーネ氏は、『IBTimes』の取材に対してこのように話したという。
アレッサンドロ・チェッキ・パオーネ
「不運にも、フットボール界では同性愛が強く嫌悪されている。男らしさを示す場所であるからだ。しかし、選手たちのロッカールームではお互いにそれを認めているし、受け入れている。
(プランデッリが呼び出した30人の中には?)
ああ。その中にもいるよ。しかし、個人の名前についてはプライバシーが関わることなので、追求することは悪趣味だ。それを求めないで欲しい。
(2012年にゲイに対する軽口を叩いたカッサーノが選出されていることについて)
私は、プランデッリが彼を呼んだのは、カッサーノが選手として偉大であり、ブラジルで貢献することができるからだと推測しているよ。
(NFLではマイケル・サムが初めてホモセクシャルを表明して話題となった)
イタリアの状況は遅れている。それはつまり、LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランセクシャル)の人々を攻撃から守らず、人種差別主義を取り除けないこと。それが十分ではないという真実は共有されている」
なお、今回アッズーリに選出されているのは以下の30名である。
GK:
ジャンルイジ・ブッフォン(ユヴェントス)
マッティア・ペリン(ジェノア)
サルヴァトーレ・シリグ(パリ・サンジェルマン/FRA)
DF:
イニャーツィオ・アバーテ(ミラン)
アンドレア・バルザーリ(ユヴェントス)
レオナルド・ボヌッチ(ユヴェントス)
ジョルジョ・キエッリーニ(ユヴェントス)
マッテオ・ダルミアン(トリノ)
マッティア・デ・シーリョ(ミラン)
クリスティアン・マッジョ(ナポリ)
ガブリエル・パレッタ(パルマ)
マヌエル・パスクアル(フィオレンティーナ)
アンドレア・ラノッキア(インテル)
MF:
アルベルト・アクイラーニ(フィオレンティーナ)
アントニオ・カンドレーヴァ(ラツィオ)
ダニエレ・デ・ロッシ(ローマ)
クラウディオ・マルキージオ(ユヴェントス)
リッカルド・モントリーヴォ(ミラン)
マルコ・パローロ(パルマ)
アンドレア・ピルロ(ユヴェントス)
ティアゴ・モッタ(パリ・サンジェルマン/FRA)
ロムロ(エラス・ヴェローナ)
マルコ・ヴェッラッティ(パリ・サンジェルマン/FRA)
FW:
マリオ・バロテッリ(ミラン)
アントニオ・カッサーノ(パルマ)
アレッシオ・チェルチ(トリノ)
マッティア・デストロ(ローマ)
チーロ・インモービレ(トリノ)
ロレンツォ・インシーニェ(ナポリ)
ジュゼッペ・ロッシ(フィオレンティーナ)