5月23日、フランス・リーグアンのリヨンは「来季の監督としてウベール・フルニエと契約した」と発表した。契約期間は2年。
ウベール・フルニエ氏は1967年生まれの46歳。現役時代はディフェンダーとして長くプレーし、ギャンガンやボルシアMG、カーンなどで活躍。1998~2000年にはリヨンにも所属していた経験を持つ。
引退後すぐに指導者となり、ブローニュのアシスタントを務めて経験を積み、2008年にグーニョンの監督に就任。2009年に当時三部まで落ちていたスタッド・ランスのアシスタントコーチに。2部に昇格した後に監督となり、11/12シーズンにはリーグ・アンに到達。今季は10位という好成績をあげた。
リヨンは、昨季までチームを率いていたレミ・ガルデ監督が家庭の事情により退任しており、来季の指揮官を探していた。
『クラブ公式』
ウベール・フルニエ リヨン新監督
「ここに来ることができてとても嬉しく思う。ジャン=ミシェル・オラス会長、並びにベルナール・ラコンブSDが自分に信頼を寄せてくれたことに感謝したい。そしてこのエキサイティングな挑戦の機会を与えてくれたことにお礼を言いたい。プレシーズンがスタートし、仕事を始められる時を待ちきれない。もちろん休日はありがたいけどね。
我々は良いシーズンを過ごすために出来る限りのことをするつもりだ。目的は19年連続でヨーロッパカップへの出場権を獲得することであり、クラブの進歩を続けていくこと。そしてトロフィーを勝ち取ることに挑戦するし、リーグでも首位を狙って戦う。
私は今のコーチングスタッフは残したいと考えている。ゲラール・バティクル、ブルーノ・ジェネーシオ。彼らは素晴らしいシーズンで役割を果たしたし、それを続けてきた。彼らを残すことは、貴重な時間を浪費しないで済む、という意味を持つのだ。
また、ロベール・デュヴェルヌ氏を置き換えるためのフィットネスコーチはローラン・ベジエールを招聘する。また、アシスタントとしてミシェル・オードランを呼ぶ。
我々はレミ・ガルデの仕事を全て見てきた。彼が作った基礎の上に、私は構築していく。しかし、さらに自分の考えとメソッドを導入したい。私は今のメンバーとともに働く。大きな変更は必要ない。大多数の選手はここに残る」