6月6日、『Guardian』は「元マンチェスター・ユナイテッド監督のデイヴィッド・モイーズ氏は、2つのオファーを断ったことを明らかにした」と報じた。

今季サー・アレックス・ファーガソン氏の後を継いでマンチェスター・ユナイテッドの監督に選ばれたデイヴィッド・モイーズ氏。しかし結果を残すことができずチームは低迷。就任から10ヶ月が経った4月に解任され、現在はフリーの身となっている。

フロリダで休暇を過ごしているモイーズ氏は『Guardian』のインタビューに対して「2つのオファーを断った」と話し、チャンピオンズリーグに出場するクラブでのチャンスを望んでいると明かした。


デイヴィッド・モイーズ

「私は復帰する2つのチャンスを持っていたが、今はなにもしないことを選択した。私は、自分が”正しい”と思えるものを探しに行くつもりだ。

エヴァートンでの11年間で自分自身の力を証明したと思いたい。自分に何ができるのか。自分が率いたいレベルはどれほどのものなのか。

今年、チャンピオンズリーグでの戦いを初めて味わった。そして、私があのレベルでマネージメントできるということを見せたと思う。

チャンピオンズリーグで戦うチャンスを与えてくれるクラブ、あるいはその野心を持っているクラブのどこかを希望している。国内、海外はどちらでも構わない。

私は常に自分の地平線を広げ、多くのものを学ぶことが好きだった。今は快適に様々なものを見て、そして学んでいる。今後何かが起こることを期待している。

ユナイテッドでの時間を、キャリアの中の重要な経験として利用していきたい。私はもっと多くの時間が必要だった。しかし、この経験を今後活かすつもりでいるし、来るべき次の仕事の助けとなるだろう」


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