ブラジルW杯は大会2日目となった現地時間13日、前回王者のスペインが登場。4年前も決勝で対戦したオランダとのビッグマッチは、PKで先制したスペインに対し、オランダが怒涛の5ゴールで逆転。5-1という大勝で前回決勝のリベンジを果たした一方、連覇を狙うスペインにとっては非常に厳しいスタートとなった。
グループステージ屈指の好カードは意外な大差に終わったが、adidasがこの試合に向けて展開していたプロモーションが示唆的だったのでは?と話題になっている。
4年前の決勝で強烈な印象を残した、オランダ代表MFナイジェル・デ・ヨングのカンフーキック。
この場面をadidasは今回ピックアップし、試合を前にデ・ヨングの蹴りを受けたスペイン代表MFシャビ・アロンソ(※両者ともに今大会も出場)のこのような広告写真を公開していた。
「身体的な痛みは一時的なものだが、勝利は永遠だ」という彼のメッセージを伝えていたのだが、試合後の今となってはなんとなく縁起が良くなかったのではと思ってしまう・・・。
今回は心理的にも結構効いたかもしれない。
とはいえ、前回も初戦でスイスに敗れながら、粘り強く戦い抜いて初優勝を飾ったスペイン。大敗スタートとなった今回もここからの巻き返しが期待される。