MLS、ニューヨーク・レッドブルズ対トロントFC戦でこんなシーンがあった。
後半25分すぎ、相手ゴール前でトロントにフリーキックのチャンスが到来。キッカーを巡ってイングランド代表FWジャーメイン・デフォーとブラジル人FWジウベルトが小競り合いになったのだが…
デフォーを押しのけてキッカーに立った25歳のジウベルトは強烈なシュートを叩き込んでゴラッソ! 今季インテルナシオナウから加入したジウベルトにとってこれが記念すべき移籍後初ゴールとなり、これにはデフォーも満面の笑顔で祝福。すぐに仲直りとなったようだ。
このゴールでリードしたトロントだったが、後半アディショナルタイムに同点弾を許して試合は2-2の引き分けで終了している。
Full Time: Toronto FC 2 -
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— Toronto FC (@torontofc)
2014, 6月 28
試合後、トロントのライアン・ネルセン監督は
「“ジウ”はボールを得たとき、何か感じるものがあったのだろう。何かいいことが起きるような。
そういう本能をフットボーラーは持っている」
「残念ながら彼の英語はまだまだで、ジャーメインにしっかりとは伝えることができなかった。
JD(デフォー)はボールのすぐそばに立っていたが、彼(ジウベルト)には感じるものがあった」
「もし彼が完璧な英語を話せたなら、“ジャーメイン、ゴールネットに叩き込めるような妙な気持ちがあるんだよ”
と言っていただろう。そして、ジャーメインは気持ちよく(ボールから)離れていっただろうと思うね
」と2人の気持ちを解説。
そのうえでジウベルトの初ゴールを「ワールドクラスのゴール」と讃えていた。