アイントラハト・フランクフルトは2012-13シーズン、ブンデスリーガ1部復帰初年度でいきなり6位。日本代表の乾貴士も特に前半戦で活躍を見せたが、翌2013-14シーズンは下位に低迷。乾も厳しい残留争いの中で出番を失い、14試合の出場に留まった。
結局チームは13位という成績に終わり、2011年から指揮を執っていたアルミン・フェー監督が退任。新たな指揮官には、ヴェルダー・ブレーメンを14年間率い、2003-04シーズンにはリーグ優勝を達成したトーマス・シャーフ氏を招聘。新シーズンに向けた補強として、日本代表の長谷部誠やシャーフ監督の古巣ブレーメンからセルビア代表MFアレクサンダル・イグニョフスキを獲得している。
さて、2003年以降、11シーズンに渡って関係を築き、蜜月関係が知られていたフランクフルトとJakoだが、クラブは今年、新たなパートナーとしてNikeと5年契約を締結。シーズンが切り替わった7月1日に2014-15シーズンの新ユニフォームが発表された。
クラブカラーである赤と黒のシンプルなストライプ柄を採用したホーム。赤線の部分に薄っすらと入れられたV字のグラデーションは、 アトレティコ・マドリー、PSVなどと共通である。
そっくりに見える QPRのアウェイとは、中央の線の色(赤か黒か)などまた微妙な違いがあるようだ。
アウェイは定番である白をベースにしたデザイン。1958-59シーズン、クラブが初の、そして現在に至るまで唯一のリーグ優勝を達成した試合で着用していたユニフォームをイメージしたものとのことだ。
なお、胸スポンサーはフランクフルトが世界最大のモーターショーの開催地であるためか、昨年からイタリアの自動車メーカー、フィアット(Fiat)のドイツ法人と契約。今季も彼らの保有するブランド「アルファ・ロメオ(Alfa Romeo)」のロゴが入る。