7月7日、イタリア・セリエAのローマは「元イングランド代表DFアシュリー・コールと契約した」と公式発表した。

契約期間は2016年6月までの2年で、1年延長が可能なオプションが付随している。チェルシーとの契約が満了になっているため、移籍金は発生しない。

アシュリー・コールは1980年生まれの33歳。アーセナルの下部組織で育ち、1998年にトップチームに昇格。その後クリスタル・パレスへのレンタルを経て復帰し、6シーズン中心選手として活躍。世界最高クラスの左サイドバックと評価された。

2006年にはチェルシーに移籍し8シーズンを過ごすも、昨季を最後に契約が延長されず、アシュリー・コール自身が退団を明言。バルセロナからオファーがあるとも言われたが、初の国外挑戦の舞台にはイタリアを選んだ。

また、ローマは同日フェネルバフチェからトルコ代表MFサリヒ・ウチャンを獲得したことも発表している。こちらの契約はレンタル料475万ユーロ(およそ6億5000万円)の期限付きで、追加費用なしで1年の延長が可能なほか、1100万ユーロ(およそ15億円)を追加で支払うことで2019年6月までの完全移籍に切り替えられるオプションが付随している。

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