マンチェスター・ユナイテッドがドルトムントのDF、マッツ・フメルスの獲得に本腰になっていると『Daily Star』が報じている。

25歳のドイツ代表DFは長くユナイテッドがターゲットとしてきた選手であり、新監督に就任するルイス・ファン・ハールもお気に入りの選手だ。昨年の夏も獲得の噂が報じられたが、移籍を実現させるに至らなかった。昨年はターゲットとする選手をことごとく獲得できずにリーグ戦で低迷。同じ轍を踏まないように、できるだけ早く動く考えのようだ。

フメルスとドルトムントの現在の契約は2017年までとなっている。フメルスはバイエルンでキャリアをスタートさせており、2009年にファン・ハールが指揮官となる前にドルトムントへ移籍している。ファン・ハールは今度こそフメルスを手元に置き、DFリーダーにしたいようだ。

ユナイテッドは今夏ベテランのリオ・ファーディナンドとネマニャ・ヴィディッチの両名がクラブを退団し、センターバックの補強は必須事項となっている。移籍の噂が根強かったエセキエル・ガライベンフィカからゼニト・サンクトペテルブルクへの移籍が決定してしまった。2000万ポンド(およそ34億円)と評価される若いフメルスか、アーセナルのベルギー代表DF、トーマス・ヴェルマーレンのいずれかを必ずや獲得したいに違いない。

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