レアル・マドリーの経営陣は8月1日までにディエゴ・ロペスかイケル・カシージャスのいずれかを放出する事を目指しているようだ。
ラ・デシマを達成し、新シーズンはチャンピオンズリーグ連覇とリーグ王座奪回を目指すレアル・マドリー。主だった補強は実現していないが、スカッドで最も課題となっているのはGKだ。生え抜きのカシージャスは長らくNo.1を努めてきたが、ジョゼ・モウリーニョ時代の2012-13シーズンの途中から控えに降格。カルロ・アンチェロッティがチームを率いる事になった2013-14シーズンもカップ戦要員となり、No.1の座はディエゴ・ロペスが務めている。
実力者の両名だが、クラブはいずれか1名を8月1日までに放出する事を望んでいる。『El Confidencial』によれば、ディエゴ・ロペスにはナポリからオファーが届いたようだが、選手本人はクラブ残留を望みオファーを一蹴したとのこと。一方のカシージャスは来季もローテンションで苦しむ事は避けたい様子。
年俸が900万ユーロ(およそ12.5億円)と高額でありあと3年の契約を残しているカシージャスの放出にクラブは傾いているようだが、実力面を考慮するといずれかに決めるのは非常に難しい。カルロ・アンチェロッティの選択に沿った決断となる可能性が高そうだ。