『AS』は「スペイン代表GKイケル・カシージャスは、2015年夏にレアル・マドリーを離れることを許可された」と報じた。
イケル・カシージャスは1981年生まれの33歳。レアル・マドリーの下部組織で育ち、トップチームでも15年に渡って所属しているレジェンドといえる存在。
しかし、今季チャンピオンズリーグ優勝を達成した後、カシージャスの代理人であるカルロ・クトロピア氏が将来を議論するためにレアル・マドリーのフロレンティーナ・ペレス会長と会談を行っていたとのことだ。
近年リーグではベンチに座ることが多くなったカシージャスは、2017年夏まで契約を残しているものの、このままの状態が続くようであればクラブを離れたいという意向を示したという。
それを受けてフロレンティーノ・ペレス会長はあと一年残って起用の状況を見てほしいと提案するとともに、状況が変わらなければ2015年夏にフリーでチームを離れることを許可したとのことだ。
レアル・マドリーについては、先日ベンフィカのスロベニア代表GKヤン・オブラクを獲得し、さらにカシージャスが退団する2017年まで長期レンタルに出すというウルトラCの内容の記事が出ていた。しかしカシージャスが来季で退団するとなれば、これは一転比較的現実的な補強策となる。