7月19日、『Gazzetta dello Sport』は「元イタリア代表FWアントニオ・ディ・ナターレは、かつて中国とUAEからの高額のオファーを断っていた」と報じた。

昨季現役引退を一度発表したものの、その後撤回し、今季もウディネーゼでプレーを続ける方針になっているディ・ナターレ。35歳になった今も高い得点力を維持し、昨季も結局17ゴールを決めた。

ディ・ナターレがウディネーゼで得ている年俸は現在わずか120万ユーロ(1億6000万円)であるが、3月に中国超級リーグの広州恒大から舞い込んだ2年総額1000万ユーロ(およそ13億7000万円)、年俸に直せば500万ユーロ(およそ7億円)と4倍以上になるオファーを断ったのだという。また同じようにUAEのドバイにあるクラブからも提示をもらっていたものの、これも彼は拒否したとのこと。

その理由として、家族が現在在住しているウディネで満足しており、そして引退後もここで暮らし続ける予定であることから、クラブを離れるという選択肢を取らなかったという。

なお、広州恒大はそのあと同じ条件で元イタリア代表FWアルベルト・ジラルディーノの獲得に向かい、それに成功している。

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