7月23日、フランス・リーグアンのリヨンは「パリ・サンジェルマンからフランス代表DFクリストフ・ジャレを獲得した」と公式発表した。

契約期間は3年。移籍金についてはおそらく200万ユーロ程度(およそ2億7000万円)ではないかとメディアでは推測されている。

クリストフ・ジャレは1983年生まれの30歳。運動量に長けており献身的なプレーができる右サイドバックで、守備の安定感には問題があるものの、カルロ・アンチェロッティ監督に好まれたことで知られる。時に中盤やボランチもこなす。

ニオールから2006年に1部昇格したロリアンに移籍し、3シーズンレギュラーとしてプレーしたことで評価を高め、2009年にパリ・サンジェルマンにステップアップした。しかし昨季はファン・デル・ヴィールがチームにフィットしたことから出番が限られるようになり、今夏の退団は以前から噂されていた。

なお、このジャレの売却によってパリ・サンジェルマンはトゥールーズからコートジボワール代表DFセルジュ・オーリエとの契約交渉を完了させるのではないかと報じられてきたが、こちらについても公式発表がされている。

【厳選Qoly】遠藤航の運命は…オランダ人監督に「プライドをズタボロ」にされ人生が変わった世界的スター5名