『MARCA』は「ゼニトの監督を務めているアンドレ・ヴィラス=ボアス氏は、かつてFCポルトで指導していたハメス・ロドリゲスは10番で起用すべきと話した」と報じた。
先日レアル・マドリーへの移籍が決定したハメス・ロドリゲス。彼を欧州に連れてきたのはFCポルトであり、そのチームを率いていたのがアンドレ・ヴィラ=ボアス。スターのブレイクを助けた指揮官は、10番で起用することが重要だと話した。
アンドレ・ヴィラス=ボアス ゼニト監督
「ハメスはポルトのスカウトによって発見された。我々は彼に大きな期待を寄せていたが、徐々に選手として彼を開発していこうという明確な意図を持って取り引きした。即座にインパクトを残すことは期待していなかった。
彼は常に才能を見せ、キラーパスを出す能力があり、広い視野と決定力がある。しかしチームに入ることは簡単ではなかった。先発メンバーに入れば、多くのディフェンス面のタスクを引き受けることになるからね。
彼のようなクリエイティブな選手は、ピッチを自由に動ける状況を持っている必要がある。私の見解で言えば、彼のベストな位置は『10番』だ。ここで彼は輝く。そのポジションだけでなく、フィニッシュにも絡み、チームメイトとの良好な連携も作り出すことが出来る。
彼にはレアル・マドリーで求められる条件に応えられるだけのクオリティが揃っている。私は、それがチームの中に溶け込むことを助けるだろうと思う。彼は非常に礼儀正しいし、温かく受け入れてもらえるだろうと確信している」