現在アメリカツアーを行っており、ロサンゼルス・ギャラクシーに7-0と大勝、ローマに3-2と勝利を収めたマンチェスター・ユナイテッド。
チームを率いているルイス・ファン・ハール監督は、現在はこのシステムにおける選手のプレーを評価している段階であるとのことで、補強については急いでいないことを示唆した。
ルイス・ファン・ハール マンチェスター・ユナイテッド監督
「私は何かの目的のために選手は買わない。自分のチームを改善させるために選手を買う。
まず最初に見なければならない。プレーしているこのシステムの全てのポジションにおいて、何が必要なのか。そして、今この瞬間では完全には理解していない。
ルーニーは10番と9番でプレーできる。彼は11番、7番でもやれると言っていたが、私は9番と10番が好ましいと思う。
ルーニー、ファン・ペルシー、エルナンデス、フアン・マタ、ウェルベック、フェライニ、エレーラ……多くの選手がこのシステムでプレーできる。この形では2名のストライカー、10番、2名のミッドフィルダーが起用できる。そして、スペシャリストがウイングバックを務める。
(マンチェスター・ユナイテッドの監督に就任したことについて)
瞬間的にイエスとは言わなかった。他のオファーももらっていたからね。
しかし、私はイエスという返事を選んだ。これは大きなチャレンジだからだ。私はアヤックス――オランダで最も大きなクラブを率いて、そしてバルセロナへ。そして、そのあとはドイツでナンバーワンのクラブに行った。したがって、マンチェスター・ユナイテッドが来た時には、そう言う他ないと思った。
バルセロナでは3つのタイトルを勝ち取ったボビー・ロブソンの後を継がなければならなかった。
サー・アレックス・ファーガソンに最大限の尊敬を持っている。彼以上に多くのタイトルを掲げた指導者はいないからだ。
私も多くのタイトルを勝ち取った。しかし彼は一つのクラブで多くの成功を収めた。それは素晴らしいことだ。したがって、彼と比較されることは非常に誇りに思える。
(モウリーニョ監督の心理戦は?)
私は彼と喧嘩するつもりはない。彼は友人だ。他のどの監督とも同様だ。私は全ての同僚に対して十分な尊敬を持っている」