7月30日、『Skysports』は「リヴァプールのブレンダン・ロジャーズ監督は、自分たちの補強はトッテナム・ホットスパーのものとは違うと話した」と報じた。
昨季プレミアリーグの優勝を争い、チャンピオンズリーグ出場権を獲得したリヴァプール。今夏はウルグアイ代表FWルイス・スアレスを放出する一方でサウサンプトンからアダム・ララーナ、リッキー・ランバート、デヤン・ロヴレンを一挙に獲得するなど、6選手に8000万ポンド(およそ136億円)を使ってきた。
この補強に対して、一部では昨年のトッテナム・ホットスパーと似ているという声も。彼らはベイルを放出すると同時に大量の資金を市場に投入したものの、チームは低迷しアンドレ・ヴィラス=ボアス監督も解任され、結果には繋がっていない。
しかし「トッテナムと似ているのでは?」と質問を受けたロジャーズ監督はこれをきっぱり否定。自分たちには戦略があると話した。
ブレンダン・ロジャーズ リヴァプール監督
「これは違うクラブのことだ。我々は異なったビジョンを持っている。リヴァプールは戦略の下で動いているのだ。
我々は多くの新しい選手と話してきた。この夏に選手層を改善しなければならないということを知っているからだ。昨季の我々は数、そして質の両面から十分に強かったとは言えない。
我々は常に計画してきた。チャンピオンズリーグに出場できるというチャンスを手にし、全ての面で挑戦が出来ることを望んでいる。そのために多くの選手を引き入れようと。
新しい選手たちは、与えられた役割と、より進化してほしいという我々の望みを理解している。これまでのところ、融合はスムーズに進んでいる」