コスタリカ代表MFセルソ・ボルヘスをめぐって、ちょっとした笑い話がスウェーデンで発生していたようだ。

セルソ・ボルヘスは1988年5月27日生まれの26歳。先日行われたブラジルワールドカップにもコスタリカ代表として出場し、準々決勝までの全5試合に出場した。所属するAIKソルナでは背番号10を背負っており、中心選手としてこれまで在籍してきた。

そんなボルヘスにはこの夏、移籍の噂が舞い込んでいる。W杯での活躍を受け、フランスリーグのエヴィアンが興味を抱き、移籍がほぼ決定していというのだ。

そういった経緯を知ったキットマンは、スウェーデン1部リーグ「アルスヴェンスカン」第17節イェーテボリ戦で失態を犯す。なんと、「どうぜボルヘスは移籍するだろう」と予想し、このアウェイ遠征にボルヘスのユニフォームを持って行かなかったのだ。

しかし、ボルヘスは監督から招集を受け、(交渉先から?)個人でイェーテボリのホームスタジアムへと向かう。結局ボルヘスはこの試合で先発出場するのだが、幸運なことにアウェイへと遠征していたファンの一人がボルヘスのユニフォームを持ち運んでおり、そのユニフォームを借りて試合に出場したという。

『uefa.com』によれば、このユニフォームには「スポンサーのマークがいくつか欠けていた 」そう。選手がサポーターにユニフォームを借りるというケースは聞いたことがあるが、今回のケースは、キットマンが少々気を抜きすぎていたと言っても過言ではないだろう。

ちなみに、試合はAIKソルナが2-0の勝利。ユニフォームを借りて出場したボルヘスも90分間フル出場している。

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