8月17日、『Gazzetta dello Sport』は「イタリア・セリエAのユヴェントスは、リーガ・エスパニョーラのバレンシアにスペイン代表FWフェルナンド・ジョレンテを売却する交渉を進めている」と報じた。

今夏レアル・マドリーからスペインU-21代表FWアルバロ・モラタを獲得したユヴェントス。ジョレンテはトリノの生活に満足していると話し、現在モラタがイタリアに馴染めるように世話をするなど移籍の可能性は匂わせていないものの、ユヴェントスが彼を放出するという話は今に始まった話ではない。

バレンシアは現在1000万ユーロ(およそ13億7000万円)で入札を行っており、ユヴェントスはその倍にあたる2000万ユーロ(27億4000万円)を求めているようで、差はまだ大きい。

しかし、ユヴェントスはこのジョレンテの売却益を投じてコロンビア代表FWラダメル・ファルカオを借りようという計画が存在するとのことで、交渉には柔軟に応じる姿勢であるという。

そして、通常であれば考えにくいものの、ファルカオを所有しているモナコは意外にも給与を全額負担するという条件さえあればローンで放出する準備があるとのことだ。

それほど現実的なものとは思えないが、移籍マーケットは魔窟。実現すればアッレグリ新監督率いるユヴェントスは、ヨーロッパの舞台でも非常に面白い存在となりそうだが……

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