8月17日、リーガ・エスパニョーラのセビージャは公式サイトで「バレンシアに所属しているアルゼンチン代表MFエベル・バネガを獲得することが原則的に確定した」と発表した。
今後数時間でメディカルチェックが行われ、それを通過次第正式に契約が結ばれる。移籍金については、メディアでは250万ユーロ(およそ3億5000万円)程度と推測されている。
エベル・バネガは1988年生まれの26歳。ボカ・ジュニオルスの下部組織出身で、2008年にバレンシアへと移籍。コンスタントに出場機会を獲得してはいるもののそれほど重要な存在にはなれておらず、昨年はニューウェルス・オールドボーイズに貸し出されていた。
また不運が多い選手としても有名で、2012年にはガソリンスタンドで車のサイドブレーキを引き忘れ、それを足で止めたことで腓骨を骨折し、その半年後に新車のフェラーリが全焼するという事故を経験している。
現在セビージャを率いているウナイ・エメリ監督は、2008年から2012年までバレンシアを率いていたため、バネガは教え子にあたる存在となる。