ロベルト・マンチーニ監督から「愚かな怪我だ」と呆れられ、ここ数試合はプレミアリーグを欠場中のセルヒオ・アグエロ。その怪我の原因は数々は憶測が飛び交い、最近にはこのような説まで浮上したが、実はこれまでにも数多くのフットボーラーが冗談のような故障を起こしている。

『The Sun』がまとめた「バカげた怪我集トップ10」にランクインされた彼らの珍エピソードを振り返ってみよう。

第十位 リオ・ファーディナンド(リーズ)

それはリーズ時代のこと。彼は数時間以上に渡ってコーヒーテーブルに足を上げてテレビを見ていたのだが、視聴が終わり動こうとした瞬間に膝の靭帯に激痛が発生。無理な体勢を長時間キープしてしまったせいか、俗に言う、“寝違え”のような状況に陥り、故障者リストに名前を連ねることに。

第九位 リチャード・ライト(エヴァートン)

2006年に行われたFAカップ四回戦のこと。チェルシーとのリプレイマッチに挑んだエヴァートンの守護神ライトは、試合前にウォーミングを行ったが、その練習中に看板を踏みつけてしまい、そのまま担架。

その看板には「このゴールは使用しないでください」と書かれていたのだが・・・

第八位 エベル・バネガ(バレンシア)

先月に起こった出来事ということもあり、比較的記憶に新しい「自分の車に轢かれてしまいました事件」。バネガは給油のためにガソリンスダンドで車を停めたのが、うっかりハンドブレーキを引き忘れていたために、車は勝手に動きだし、彼の足が餌食に。足首の骨折で今季絶望となった。

第七位 アラン・ライト(アストン・ヴィラ)

“おニュー”のフェラーリに乗り、意気揚々とアクセルペダルに足を置こうとしたのだが、足の長さとペダルの位置が適しておらず、無理に踏む込もうとしてしまった結果、何故か膝の靭帯を破壊。

第六位 デイヴ・ビーサント(サウサンプトン)

1993年、サラダドレッシングが入ったボトルを足で受け止めようとしていまい、まさかの負傷。後に本人は「あれは本当に申し訳なく思っている」と後に後悔しながら振り返っている。

第五位 アレックス・ステップニー(マンチェスター・ユナイテッド)

1975年の対バーミンガム戦。激しいコーチングで知られる彼は、いつものように大声を張り上げてチームメイトにコーチングしていたのだが、この日は運悪く、あごの骨が脱臼。試合中にバーミンガムのプレーヤーにひじ打ちを食らい、顎を腫らしていたにも関わらず、プレーし続けたことが悪かったのだろう。

第四位 カーク・ブロードフット(レンジャーズ)

2009年、卵を温めるために電子レンジを使うが、8秒後に扉を開けると、爆発した卵を顔面に受け、ひどい火傷を経験。おそらく、生卵を電子レンジで温めるとどうなるかを知らなかったのだろう。

これ以来、セルティックファンからは完全にネタキャラ扱い

第三位 サンティアゴ・カニサレス(バレンシア)

W杯前に起こったこともあり、有名なエピソードの一つ。2002年W杯直前、滞在先のホテルで香水のボトルを足に落とし、裂傷。そのダメージはつま先の腱にまで及び、本大会を欠場した。

第二位 スティーヴ・モロウ(アーセナル)

「せっかく優勝したのに・・・」とつい言いたくなる、あまりにも不運すぎる男。1993年、リーグカップ決勝戦で値千金の決勝ゴールを決め、試合後トニー・アダムスに担がれるが落下。鎖骨を負傷し、そのまま緊急搬送となった。

第一位 ダレン・バーナード(バーンズリー)

この度、(栄えなき)一位に輝いたのが元バーンズリーのMF。1990年、自らが飼っていた子犬の小便に足を滑らせて転倒。笑い話で終われば良かったのだが、結果は膝の靭帯を断裂する大怪我に・・・。

今回は『The Sun』が取り上げたトップテンを紹介したが、まだまだ尽きない、不運な怪我集。是非、こちらの記事もご覧ください。

・【不運?】なんともツイてない男たち〔1〕

(筆:Qoly編集部 T)

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