現地時間16日に行われたウェストハム対トッテナム・ホットスパーの試合では、ちょっと困ったこんなシーンがあった。

0-0で迎えた64分、トッテナムのクリスチャン・エリクセンがセットしたフリーキックにどこからともなく侵入したファンが現れ、このボールをキック。この男性は取り押さえられ試合は再開したが、直後のフリーキックをエリクセンは失敗し、プレミアリーグの開幕戦という神聖な舞台にやや水が差された形となった。

ピッチに侵入しただけならまだしも、この男性が問題であったのは言うまでもなくセットされていたボールを実際に蹴り試合に大きく干渉したいうことである。この男性には、一体どれほどの処分が下るのだろうか。

英国『Independent』が、この男性が事件後に語ったとされるコメントを掲載している。

ジョーダン・ダン(22歳)

「あれが過ちであったことは分かっている。しかし、やるだけの価値は大いにあったよ。

携帯電話は鳴り止もうとしなかった。ギャリー・リネカーがそのことについてツイートしていたしね。オレの仲間は、オレが伝説になったと思っているよ。

10年間の出入り処分を受けるかもしれない。5000ポンド(およそ85万7000円)の罰金もね。出入り禁止処分は全く問題ないんだ。問題なのは罰金の方さ。

ママは幸せじゃないだろうね。けど、こんなことをしたことに笑っていたけどね」

全く反省していないのあたりどう反応すべきか少し困ってしまうが、きわめて重い処分が下る可能性があるようだ。

今シーズンは プレシーズンマッチでもピッチへの侵入者が相次ぎ、先日行われたニューカッスル対マンチェスター・シティ戦でもこんな迷惑なファンの姿が。

こういった行為は今後も世界的に流行する可能性があるが、皆さんはくれぐれも真似されないように!

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