現地時間19日、UEFAチャンピオンズリーグのプレーオフ1stレグが各地で行われ、アーセナルはアウェイでベシクタシュと対戦した。

この試合が行われたのは、アタテュルク・オリンピヤット・スタジアム。2004-05シーズンの決勝戦でリヴァプールがミラン相手に劇的な逆転劇を飾り、“イスタンブールの奇跡”と後世に語れ継がれる激戦が繰り広げられたあのスタジアムだ。

試合は結局0-0で終了。1週間後には2ndレグが開催され、極上の舞台への挑戦権は次節に持ち越しとなった。

そんなこの試合は日本時間午前3時45分にキックオフされた。平日のド深夜ということもあって眠い目をこすりながらテレビの前に着いたファンも少なかったはずだが、開始早々飛び込んできた驚愕のシーンに、一気に眠気が覚めてしまったかもしれない。

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キックオフ直後、相手GKシュチェスニが前に出ているのを見たデンバ・バはノーステップでシュートを狙う。

これが高速かつ低弾道で相手ゴールへと向かうも、なんとかシュチェスニもこれをはじき出し得点にはならず。あまりに唐突の出来事に、現地実況も絶叫するしかなかった。

この夏、アーセナルのライバルチームでもあるチェルシーからベシクタシュへと移籍したデンバ・バ。予備予選3回戦フェイエノールト戦の2ndレグでもハットトリックを記録するなど、なかなかいい感じのシーズンスタートを送っているようだ。

ちなみにUEFAチャンピオンズリーグ史上最速のゴールはいつ、そして誰によって決められたものかご存知だろうか?答えはこちら。

2006-07シーズンの決勝ラウンド1回戦、バイエルン・ミュンヘン対レアル・マドリー戦でロイ・マカーイが記録した先制点。これはUEFAの発表によると10.12秒で、同大会の最速ゴールとして記録されている。

プレーオフということで記録に反映されるかは怪しいが、仮にこのデンバ・バのゴールが決まっていれば、確実にこのマカーイのゴールより早い時間帯でのゴールになっていただろう。

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