8月27日、『Africanfootball』は「フランス・リーグアンのリールで会長を務めているミシェル・セイドゥ氏は、ガーナ代表FWアブドゥル・マジード・ワリスの獲得に興味を持っていることを明かした」と報じた。

アブドゥル・マジード・ワリスは1991年生まれの22歳。2012年のスウェーデンリーグで得点王に輝いたことで知られる選手で、ガーナ代表でも昨年末あたりからアサモア・ギャンのパートナーとして定着してきているストライカー。

昨年はスパルタク・モスクワからフランス・リーグアンのヴァランシエンヌに貸し出され、チームは降格したものの彼は圧倒的なパフォーマンスを見せ半年で9ゴールを獲得、高い評価を得ていた。

ミシェル・セイドゥ氏は『RMC』の取材に対して「マジード・ワリス? 彼は興味深い選手だ。彼に興味があることは真実だと言えるよ」と答えており、獲得の候補にあることを認めているという。

リールは昨年末から今夏にかけて長年胸スポンサーを務めてきたPartouche Casinoが経営破たんに陥ったことから資金難に陥っており、1月にはセバスティアン・コルシアの移籍が経済的事情で許可されなかったという出来事もあった。

今夏のマーケットでは、ベルギー代表FWディヴォック・オリギをリヴァプールに売却したほか、さらに現在は高額の給与を受け取っているコートジボワール代表FWサロモン・カルーの放出に動いていると報じられていた。

移籍先にはイングランド・プレミアリーグのサンダーランドやアーセナル、ドイツ、トルコや中東という話も出ており、昨日行われたポルト戦にも出場していなかったため、移籍は濃厚であると噂されている。



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