8月31日、イングランド・プレミアリーグのチェルシーFCは「QPRからフランス代表FWロイク・レミを獲得した」と公式発表した。
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契約期間は4年。移籍金は公開されていないものの、『L'Equipe』によればバイアウト条項(これ以上の額を提示すれば契約を解除できる)に設定された満額であり1200万ポンド(およそ20億円)が支払われたとのことだ。
ロイク・レミは1987年生まれの27歳。リヨンの下部組織出身であるが2008年に移籍したニースで才能が開花し、その後マルセイユにステップアップするとともにフランス代表にも招集された。2013年1月にイングランド・プレミアリーグのQPRに移籍するも、チームが降格したこともあり昨季はニューカッスル・ユナイテッドにローンで加入。プレミアリーグでも安定した活躍を見せ、評価を高めた。
今夏は当初アーセナルへの移籍話が持ち上がっていたものの、それは上手く進まず。次はリヴァプールへの移籍が決まる直前まで進み、キャンプ地のアメリカにまで訪れたものの破談に。一説にはメディカルチェックで落ちたからであるとか、高額の給与を要求したからであるとかと言われているが、理由は定かではない。
その為QPRに戻り今季を戦う準備をしていたものの、フェルナンド・トーレスをミランに放出することになったチェルシーがその後釜にと目を付けると、とんとん拍子に話が進んだ。そして今回その移籍交渉は合意に達し、チェルシー加入が正式に決定した。