『ESPN』は「元スペイン代表FWラウール・ゴンサレスは、アメリカ・ノースアメリカン・サッカー・リーグに所属しているニューヨーク・コスモスへの移籍に合意した」と報じた。
レアル・マドリーのレジェンドとして知られるラウール・ゴンサレスは、退団後シャルケ04、アル・サッドでプレーし、今夏契約満了とともにフリーとなっていた。一時は引退するのではないかとも言われていたが、本人はまだ不明だと話していた。
しかし記事によるとラウールはアル・サッド退団時にすでにニューヨーク・コスモスとの契約交渉を始めており、レアル・マドリーからのフロント入りのオファーなどを全て比較検討したうえで今月初めにクラブを訪問し、決断を下した形であるという。
年俸など詳しい点については明かされていないものの、期間については複数年が提示され、さらに来年創設される下部組織の指導者も兼任するという条件になっており、それにラウールも合意しているとのことだ。
ニューヨーク・コスモスはかつて崩壊した北米リーグとともに一度消滅したものの、後に再建され、現在はアメリカの2部(昇降格制度はないので実質独立リーグであるが)にあたるノース・アメリカン・サッカー・リーグ(NASL)に所属。かつてスペイン代表でプレーしていたマルコス・セナが所属していることでも知られている。