今週末に英国各地で行われるプレミアリーグで、ある「変化」が確認できそうである。その正体は新しいボールだ。

これがその写真。

こちらは"NIKE Ordem Hi-Vis"というモデルのボールで、このモデル自体は今シーズンの開幕節から使用されている。以前にもお伝えしたように、このボールは完全な球体を目指して作製されており、これまでのモデルの中で最も“丸い”可能性があるのだが、今週末の試合ではこのモデルの黄色バージョンが試合に用いられるようだ。

10月も下旬である。厳しい寒さを迎える英国ではピッチに雪が降ることも決して珍しくなく、やがて来る冬に向けて、雪の中でもはっきりと見える黄色のボールを利用することになったんだとか。プレミアリーグの選手たちは現地時間24日の金曜日にこのボールでトレーニングを行っている。

NIKE社のプロダクトマネージャーであるラファエル・E・オルテガ氏によれば、10月から2月に行われる試合の70%は曇天や雨天、あるいは照明が灯った中での暗い状態で行われているという調査結果があるようで、選手たちのプレーを少しでも助けるためにこうした取り組みを行うに至ったようだ。

"NIKE Ordem Hi-Vis"は、現地時間土曜日に開催されるウェストハム対マンチェスター・シティの試合でまずお披露目となる。

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