10月24日、『Raisport』など各メディアは「インテルのヴァルテル・マッツァーリ監督は、チームは大きな圧力に耐えなければいけないと話した」と報じた。

ここまでセリエAでもヨーロッパリーグでも力を発揮しきれずにいるインテル。怪我人の増加にも悩まされており、ヴァルテル・マッツァーリ監督の解任の噂も根強い。先日名誉会長を辞任したマッシモ・モラッティ氏との間に問題があったという話もあった。

しかしマッツァーリ氏はモラッティ氏との確執の存在を否定するとともに、クラブは正しい方向に進んでいると強調した。


ヴァルテル・マッツァーリ インテル監督

「まず最初に言っておきたい。私はモラッティ氏の理解に満足していたし、尊敬の不足を示すようなことは全くなかった。

思い出せば、昨季もさらに難しい状況はあった。しかし、私は次の試合だけに集中しようと常に言ってきた。私のエネルギーは全て、次の試合で最良の状態の選手を送り出すことに費やされる。重要なのはピッチに注目すること、クラブの問題についてはその他のものだ。

不運にも、我々は勝つことが出来なかった。しかし、私は自分たちが正しい道を進んでいると信じている。困難な瞬間は、ファンとともに乗り越えることが出来る。

大きな期待を受けた重要なクラブは、選手に対して多くの圧力がかかるものだ。この状況において、監督は選手を守らなければならない。ピッチに足を踏み入れ、勝利に集中しなければならない。私は、このような圧力に慣れていない数人の選手を特定しなければいけない。

既に説明したが、我々の調子が悪いのは、フィットネスの問題だ。しかし、ナポリ戦では理想的なサッカーを見せた。アグレッシブで、速く、誰もがボールを取り戻すことに集中していた。

我々は7名の負傷者を抱えている。それは明白な事実だ。そしてヨーロッパリーグの予選によって、より早くシーズンのスタートを切らざるを得なかった。出来るだけこの状況から早く抜け出さなければならない。

もちろん、カリアリとフィオレンティーナに敗れたのは幸せなことではない。しかし、再生のプロセスには、何度かの障害があるものだ。フットボールはサイエンスじゃない。もし誰もが同じ方向を見て働くことが出来れば、すぐに高いレベルに戻ることが出来るだろう。

私に残された時間は尽きたか? いいや。私はまた明日から始まるんだ。我々はまだ始まったばかりだ。プロセスは加速させられる。そのために我々は努力する。

チェゼーナはリスペクトすべきチームだ。ホームでは肯定的な結果を残している。我々はやらなければならない。自分自身の運命を構築するためにね。

(まだ3位は可能?)

より多くのポイントを取るために、我々が変化を必要としている。それを皆が理解している。我々はチェゼーナ戦をまず考えなければならないし、私はそういうアプローチを選択している」

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