11月12日、『Gazzetta dello Sport』は「パルマの買収に動いていたアルバニアの石油王レザルト・タチ氏のオファーが拒否された」と報じた。
イタリア・セリエAで最下位に沈んでいるパルマは、昨季ヨーロッパリーグの出場権をはく奪されるなど経済面で苦戦しており、先日は税金の滞納によって勝ち点が剥奪される可能性も示唆されていた。
先日アルバニアの石油王レザルト・タチ氏がパルマの買収に乗り出していると報じられたのだが、今回そのオファーについては現会長のトンマーゾ・ギラルディ氏に拒否されたのだという。
レザルト・タチ氏が提示したのは100万ユーロ(およそ14億円)に、クラブの債務すべてを引き受けるという条件であったとのことだが、これについては安すぎると判断された。
パルマ側としては緊急的に現在1500~2000万ユーロ(20~27億円)の投資を必要としており、より高い額での買収を求めているとのことだ。
なお、タチ氏が額を上積みしたオファーを送るかどうかはまだ未知数であるという。