英国『ITV』が、レアル・マドリーのホームスタジアムであるサンティアゴ・ベルナベウの名称変更について伝えている。

命名権を企業へと売却し、スタジアム名を変更すると伝えられていたサンティアゴ・ベルナベウ。記事によれば、その具体的な名称についてレアル・マドリーのフロレンティーの・ペレス会長がコメントしたという。

その二案とは、『IPICベルナベウ』と『CEPSAベルナベウ』だ。

IPICとは、“International Petroleum Investment Company"のことで、UAEの国際石油投資会社を指す。1984年にUAE政府の出資によってアブダビで設立された企業で、先日、レアル・マドリーと2000万ユーロ(およそ27億円)規模のパートナーシップを結んでいた

このIPICはサンティアゴ・ベルナベウの改築にも資金協力すると伝えられており、その見返りとしてIPICの名をスタジアム名に付する構えのようだ。なお、IPICはスペインのエネルギー会社“Compania Espanola de Petroleos"、通称CEPSAを保有しており、こちらの企業名がスタジアム名に付く可能性もあるという。

予想される改築費の総額は4億ユーロ(およそ589億円)にもおよび、屋根を設置したドーム型へと生まれ変わる予定だ

「サンティアゴ・ベルナベウ」とは、元々1950年代のマドリー黄金時代の会長の名前である。クラブの発展に尽力した偉人の名前をスタジアム名から取り除くことに抵抗の多いファンも少なくなかったはずだが、折衷案を取るようである。