ボルシア・ドルトムントのユルゲン・クロップ監督が、将来の可能性についてコメントしている。

2部に在籍していたマインツを指揮し1部で戦えるチームへと変貌させ、ドルトムントを欧州でも有数のクラブに成長させるなどその手腕が高く評価されるクロップ監督。そのコミカルなジェスチャーと愛嬌、また情熱的な人柄は多くの人から愛されており、香川真司にも大きな影響を与えた指揮官である。

ドルトムントはブンデスリーガで現在15位。UEFAチャンピオンズリーグでは4連勝ですでに勝ち抜けを決めているがリーグでは全く勝てていない。それでも、クロップ監督の解任論が大きく伝えられないのは、ここ数シーズンにおける功績があってのこと。インターナショナルマッチウィークも明け、いよいよ今週末から中盤戦へと突入するブンデスリーガでどこまで順位を追い上げることができるだろうか。

さて、そんなクロップ監督には現在多くのクラブが注目していると伝えられている。主にそのクラブはイングランドで方面であり、これまでにもチェルシーやマンチェスター・シティ、アーセナルといったビッグクラブの名もあった。今後も、そういったクラブが新監督に招こうとする動きはあるだろう。

では、当のクロップ監督はイングランドでの監督業についてどう考えているのだろう?英国『BT Sports』のインタビュー番組で語った内容を、アメリカ『ESPN』が紹介している。

ユルゲン・クロップ(ボルシア・ドルトムント監督)

「私の考えでは、(イングランドは)ドイツの次に働くことになるはずの唯一の国だ。なぜなら、(イングランドは)私がちょっとだけ言葉が分かる唯一の国だからね。この仕事をするには言葉を学ぶ必要があるよ。

まぁ、見てみようじゃないか。もしも誰かが私に就任依頼の電話をかけてくれば、またその時にそのことを話すよ」

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