グループリーグ最終節でクウェートを相手に大量5得点を奪い、大きな話題となったオマーン。逆にここまでの3試合で一勝もできず、3引き分けで決勝トーナメントに進んできた苦しいカタールの一戦。

セバスチャン、ハルファン、ルイスの不在が響いているカタールは、攻撃のテコ入れか4-3-3からボランチを一枚削り4-4-2でスタート。ところがオマーンのツートップを全く抑えられず、ボールを収めされてしまう酷い守備になってしまう。

それを利用して攻めたオマーンは、24分にセットプレーからライード・イブラヒムのゴールが決まって先制!

流れに乗れないカタールは長いボールを中心に使って反撃。そして36分にはミシャール・アブドゥラーがアル・ハブシと接触してPKを獲得。アル・ハイドゥースがこれを決めて同点に追いついた。

しかし後半は流れが一変。アリ・アサドを投入して4-3-3に戻したカタールは、攻めに来るオマーンをカウンターで崩した。

59分には右サイドを抜け出したイスマイール・ムハンマドのシュートがポストに当たり、途中出場のアリ・アサドが押し込む!

焦るオマーンの守備には綻びが生まれる。67分にはそのミスを利用したカタールが3点目を奪取。ミシャール・アブドゥラーがバックパスをカットしてシュートに持ち込み、ブロックされたところを再びアリ・アサドがゴール!

今大会4試合目で初めての勝利を収めたカタールは、ここに来てようやく流れを手にしたと言える。今大会のオマーンは一瞬の輝きは見せられたものの、やはりチームとしての安定した強さを欠いていた。

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