11月25日、『Africanfootball』は「ナイジェリアサッカー連盟会長選挙の正当性については、コンゴ一週間の間に判決が下される予定だ」と報じた。
今夏FIFAに資格停止処分を受けるなど、多くのトラブルに見舞われてきたナイジェリアサッカー連盟。選挙は2度に渡って違反のために無効となり、その間に連盟の事務室が不審な火災に見舞われ、不正の証拠となる資料が焼失するなど、カオスな状況となっていた。
<参考>FIFA、会長が逮捕されたナイジェリアサッカー連盟を資格停止処分に
<参考>ナイジェリアサッカー連盟の自称新会長、反腐敗機関の事情聴取を受ける
<参考>ナイジェリア代表を解雇になったケシ監督、連盟や報道の姿勢などを痛烈に批判
<参考>ナイジェリア連盟、正常化までの猶予はあと2日……長期の資格停止の可能性も
<参考>FIFAからの制裁を逃れたナイジェリア、解雇されたばかりのスティーヴン・ケシ代表監督が復帰
そして先日ようやく3度目の会長選挙が行われ、アマジュ・ピニック氏が当選を果たし、裁判所にもこれが正当なものであると認められていた。
しかし、それに反対するイーケ・イグボクウェ氏などからの控訴があり、ナイジェリアサッカー連盟の上告委員会がそれを受理し、調査が進められてきた。
報道ではイーケ・イグボクウェ氏には政府の高官などから控訴を取り下げるよう圧力があったことが伝えられており、もしまた選挙の結果が白紙になるとすれば、FIFAがナイジェリアに再び何らかの処分を加える可能性が浮上する。