『The National』は「インドサッカー連盟の事務総長を務めているクシャル・ダス氏は、2020年にインディアン・スーパーリーグと国内リーグを統合するという目標があることを明かした」と報じた。
今年多くのスター選手を集めたことで大きな話題となったインディアン・スーパーリーグ。マーケティングを最優先に考えた興行リーグという新たな試みは現在のところ成功を収めており、今後も継続されていく予定となっている。
クシャル・ダス事務総長は、スーパーリーグの成功におけるインフラの開発などをベースにし、2020年をめどに2つのリーグを統合するという目標が設定されていることを明かした。
クシャル・ダス インドサッカー連盟事務総長
「これは目標である。インディアン・スーパーリーグ、そしてIリーグ(国内リーグ)は、ともにインドサッカー連盟の商品である。これらはそれを終わらせるための道だ。そして、終わりというのはフットボールの開発である。インディアン・スーパーリーグがやっていることは、しばらくの間消えていたインドサッカー界の欲望を呼び覚ますことだ。
多くの人々がインドのサッカーを見るためにスタジアムにやってきている。したがって、それはIリーグも助けることになる。
インフラが改善され、ピッチが回復した。それはすべてIリーグの助けとなる。2つのリーグは共存できるものだが、その後の段階として、どのように一つのリーグを持つかという点を考えている。
以前とは全く違う様相がある。もしスーパーリーグを見に行けば、そこには多くの若者や家族がいる。まるでIPL(インドで大人気のクリケットリーグ)のようにね。
これらは2つの違うリーグだ。したがって、そこには問題もあるし、恐怖もある。しかし、スーパーリーグの選手を貸し出しているクラブの多くはそれがIリーグの助けとなることにも気づき始めている」