11月30日、フランス・リーグアン第15節でもっとも注目される一戦、サンテティエンヌとリヨンによる伝統のローヌ・ダービーが行われた。
ホームで戦うサンテティエンヌは3バックシステムの使用が当たり、中から外に流れるグラデルがジャレの裏を何度も破ってチャンスを作り出した。
そして18分に先制点を奪取。左からのコーナーキックでバイャル・サールが豪快にヘディング!
さらに前半終了が近づいた40分にはリッキー・ファン・ウォルフスウィンケルが追加点を決め、リードを広げる。
後半に入ってもサンテティエンヌが掴んだ流れは変わらず。押し込まれる場面も増えたが、68分にはトリッソのミスからコアドが3点目をゲット!
さらに78分、与えてしまったPKもラカゼットのシュートミスにより難を逃れる。調子に乗ったチームは運にも恵まれていた。
そしてこのまま試合終了。サンテティエンヌがリヨンに3点以上の差をつけて勝ったのは1994年4月以来20年と7か月ぶり。また、サンテティエンヌがローヌ・ダービーに連勝したのは1986年1月19日と1989年9月9日以来25年ぶりとなる。