ホームで戦うマグレブ・テトゥアンのファンが詰めかけるなか、両チームの力関係は意外と互角。全体的に言えばマグレブが支配したとも言えるものの、それほどオークランドも大きく崩されることなく、チャンスも作り出した。
後半もやはり同じような力関係。オークランドがチャンスの数を増やしたものの、決定的なものは多くはなく、0-0のままで90分を消化。
そして延長戦も0-0のままスコアが動かず、勝負はPK戦へ。モロッコらしく観客席から緑のレーザービームが注がれるなか、オークランドのニュージーランド代表MFティム・ペインがなんとか1本目を決める。
そして元ファッションモデルという異色の経歴で知られるGKタマティ・ウィリアムズもそれに応え、2本目を止めてリードも奪った。
一度4人目のビレンが止められてしまい追いつかれるも、マグレブの最後の キッカーとなったハラーティが右ポストに当ててしまうミス。これで試合の結果が決まった。
これでオークランド・シティが2回戦に進出することが決定。この試合120分フル出場した岩田卓也選手の夢もまだまだ続くことになった。